テクニカル分析の実験が終わったので、今月からAC Energyをポートフォリオに組み入れました。実験終了後に少しだけ買いましました。今月から来月にかけて銘柄の選択と集中を実施しようと思っています。僕のような弱小投資家が分散投資しても効果は薄いわけで、もう少し銘柄を少なくする予定です。それに伴いPLDTが急騰したため、高配当銘柄ですが一旦全て売却し、その資金の一部をAC Energyとモンデニッシンの購入に当てました。想定外だったのはDel Monte PhilippinesのIPOが延期となったことで、その資金をモンデニッシンとジョリビーに回しました。
銘柄の選択と集中としてメラルコ、そして状況によりAC Energyを売却して別銘柄一本に絞るか、あるいはメラルコのみを売却してAC Energyの買い増しかを行うかもしれません。またSMは非常に魅力的ではあるのですが、まだまだ先の見えない今の状況で、今持っているべきなのか些か疑問を持ってはいます。評価益がそれなりに乗っている今の段階で手放すかを考えています。
このところフィリピン株はREITのIPOラッシュで食傷気味なところがあります。確かにフィリピンへの不動産投資は人口増の観点から言って良策だと思います。REITを購入するのは現物の不動産、例えばコンドミニアムを持つよりかは賢い選択であるような気もしています。というのもフィリピンって修繕積立という概念がありませんし、それでいて建物の劣化速度はとても早いわけです。その状況の中で数年も現物の不動産を投資目的として持つのってどうなのかなって思うところがあります。また売却するにしても劣化したコンドミニアムを買値近くで売れるとも思いませんし、その値下がり分を家賃でペイできるとは少し考え難いんです。未だ海外旅行が自由にできない状況ではなおさらです。それならREITを通じて不動産投資した方が、あとは勝手に投資会社がどうにかやりくりしてくれますから賢い選択だとは思います。ただちょっとIPOを乱発しすぎでしょという思いがあります。RCRのIPOに申し込もうと思いましたが思いとどまったのは銘柄を増やすのを嫌ったのもありますが、IPO連発で資金が単に横から横に流れているだけにも見えるんですね。そこに首を突っ込んで上手く立ち回れるほど賢くもありませんから、もう少しあとで普通に市場で拾うくらいでいいんじゃないかなと思います。
9月の生存戦略が定まっていない感じは否めませんが、選択と集中の実施は行っていきたいと思っています。