International Container Terminals Services, Inc. (ICTSI) インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズって何ぞやなという話。

フィリピン株に投資をしていない人でも、ニュースを日頃チェックする人であれば「ICTSI」という名前の会社を目にしたことがあるんじゃないでしょうか。遡ること今年の6月、アメリカ女子ゴルフツアーで笹生優花選手が全米女子オープン史上最年少となる19歳351日で日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げました。笹生選手は日本人の父、フィリピン人の母を持ち、「ICTSI」に所属しています。

ICTSIは正式社名のInternational Container Terminals Servicesの省略したもので、フィリピン株のティッカーはICTです。個人的にConverge ICTと割と頻繁に間違えています(笑)そんなこんなで頻繁に間違えるので、この際きちんと整理しておこうという算段なわけです。

基本情報

インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズ (以下ICTSI)はマニラに本社を置く港湾管理会社です。1987年12月24日に設立され、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカで事業を展開しています。コンテナターミナル事業者としては世界ランク第8位という非常に大きな規模を持つ会社です。

2GOの記事でも触れましたが、コンテナ取扱量を観点にすると東京は世界35位にランクインします。一方でマニラは世界30位にランクインしています。

マニラ港は主に北港、南港、そしてマニラインターナショナルコンテナターミナルの3つに分けられますが、このうちマニラインターナショナルコンテナターミナルはICTSIが運営している上に、北港を運営しているManila North Harbour Port Inc.はICTSIの子会社だったりします。

フィリピン港湾局が公表している2021年の第二四半期までの合計コンテナ取扱量を見ると、南港が543,153 TEU、マニラインターナショナルコンテナターミナルが1,210,374 TEU、北港が697,287 TEUとICTSIが扱うコンテナ取扱量は群を抜いていると言えます。なおTEUはTwenty-foot Equivalent Unitの略で、20フィートコンテナ1本を1個と換算するものです。40フィートコンテナなら2 TEUとなります。単純に言えば、2021年の第二四半期までにICTSIだけで100万個以上のコンテナを取り扱ってきたことになります。

ちなみに管理する港湾はフィリピンだけに留まらず、アメリカやヨーロッパなど広範囲に渡っています。Our Terminalsから確認できますので、マウスをぐりぐりして地図を動かして確認してみてください。

個人的にどうでもいい話なんですけど、創業者のエンリケ・ラゾン氏はフォーブスによると世界561位の富豪だったりまします。

関連企業とか

ちょっと非常にややこしいんですけど、創業者のエンリケ・ラゾン氏が関連企業の全てを握っていると言っていいでしょう。まず関連企業はフィリピン市場に上場しているカジノやホテル経営を行っているBloomberry Resort Corporationが上げられます。シェアホールディングストラクチャーを見てもらうと分かるように、エンリケ・ラゾン氏は0.33%の株式を保有しているだけに見えます。しかしその横にPrime Metroline Holdings, Inc.という名前の会社があります。この社長はエンリケ・ラゾン氏になっていますね。ちなみに現在は社名を変えてPrime Strategic Holdingsになっています。まさにマニラウォーターでお騒がせした会社ですね。そしてその傘下のRazon&Co., Inc.とQuasar Holdings, Inc.もエンリケ・ラゾン氏が会長兼社長を務めています。ご確認されたい方はICTSIのエンリケ・ラゾン氏の紹介ページをご覧ください。

Bloomberry Resort Corporationより引用

こんな複雑怪奇な入れ子状にする理由が凡庸な僕にはわからないのですが、エンリケ・ラゾン氏はかなりのやり手だということだけは分かります。名門大学De la salle大学の卒業生と言えば、どこか納得できてしまう自分がいるのも確かですが(笑)

現在の株価とか

世界規模の、そして突出したビジネスマンたるエンリケ・ラゾン氏が率いるICTSIですから、株価もそれなりの価格で取引されているんじゃないかな…と言えばそんなことはなく、意外なことに1株約177ペソ(2021/09)で取引されています。

島国のライフラインは海上コンテナであることは疑いようもない事実ですので、ICTSIに投資するのはかなり手堅い方法だと思います。またアフターコロナの物流の活性などを考えれば、今後が楽しみな銘柄とも言えるでしょう。

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この記事を書いた人
株式投資とか不動産投資とか、あと旅行とか大好物です。これまで58カ国と10ヶ所くらいの微妙な地域を訪れました。英語の勉強もしていますが、なかなか上達しないのに色々な言語に目移りしがち。なぜかフィリピン株中心のブログになってますが、基本的には僕のしがない日記です。
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