9/3にPLDTから配当金が入金されました。
既に以前の記事で触れましたが、きちんと増配して1株あたり42ペソが支払われました。
配当は比較的高配当の部類に入る銘柄ですが、株価はずっと右肩下がりを続けています。本来なら設備投資などに回せる分を配当にまわしているわけですから仕方もなしとは思います。ただ5Gへの設備投資や海底ケーブルへの参画など積極的に進めていますから、今後はとても面白い銘柄だと思います。
なお配当に関してはコロナウイルスの影響で一旦1株36ペソまで下がった様子を感じさせますが、順調に増配傾向にある…とはやっぱり言えなくて、コロナ禍前の2018年には28ペソだった記録もあります。したがって配当狙いで持っておくのは落ち着かない印象があります。
配当月 | 配当金 (1株あたり) |
---|---|
2021 (9月) | 42.00 |
2021 (4月) | 40.00 |
2020 (9月) | 38.00 |
2020 (4月) | 39.00 |
2019 (9月) | 36.00 |
なおPLDTは銘柄の選択と集中のために最近の1,500ペソを超えたあたりで全て売却いたしました。一気に300ペソほど上げましたから売りのタイミングと見ました。つまり配当と売却益の1粒で2度美味しい思いができました。普通は権利落ち日以降は出涸らしみたいなものですから株価は下落すると思うんですけど…やっぱりフィリピン株は何が起きるのか分かりません。
確かに1,500ペソを超えてくるポテンシャルを持っている銘柄だと思いますが、急騰した理由が未だに掴めませんし、仮にポテンシャルを鑑みたとしても、コロナ禍にあっては1,500ペソを超えて上抜けて行くのはまだ早いと思いました。ただフィリピン株には売り制度がまだなかったはずなので、値固めが終わり1,300ペソを下回ることは暫くはないんじゃないかとは思っています。急騰がなかったら、いわゆるジワジワと値を上げる感じだったら保有候補だったのですが、今は一旦利確と言ったところでしょうか。