アンドリュー・タン氏のAlliance Global傘下のMegaworldが送り出すMREITのIPO募集が始まりました。MREITはフィリピン国内に10棟のオフィスや商業施設を賃貸し、総賃貸面積は224,430.8平方メートルに及びます。本体はアンドリー・タン氏のAlliance Globalですから信用度は抜群ですね。
MREITのIPOはABキャピタル証券に口座開設済の人であればABキャピタル証券からのメール、あるいはログイン後に案内が表示されます。あるいは日本語であれば「アナウンスメント」英語であれば”ANNOUNCEMENTS”と表示されているところにMREITのIPOの案内があります。
アナウンスメントをクリックすると、心臓に悪い毒々しい赤色の案内が表示されます。いつも思うんですけど、もう少し透過させて文字色を黒にすると可読性もあがっていいんじゃないかと思います(老婆心)。
今回のMREITの募集価格は1株あたり16.10ペソで、100株からの申込みとなります。つまり1610ペソ、約3500円くらいからIPOに募集できます。日本のIPO価格からすれば随分と手頃ですよね。
申込期限は9月13日の17時までとなっています。月曜日の午前中に送金すればギリギリ間に合うくらいでしょうか。毎度なんか期限がいつも直近な印象がありますので、残高管理はきちんとしておきましょう。僕はそれでAC Energyの公募増資に応募できなかった苦々しい思い出があります。
ちなみに、既にポートフォリオなどは別の記事で触れています。
じゃあ今回のREITに申し込むかと言えば、やっぱり銘柄を増やしたくないのと、個人的にREITは運営的にメリットはあっても投資メリットを感じていないので見送りです。延期となったDel Monte PhilippinesのIPO再開を待ちたいので、資金拘束なども含めての見送りです。しかしFILRTのように募集価格7ペソに対して7.58ペソの高値を付ける(現在は7.21ペソあたり)などREITであってもキャピタルゲインを狙えるIPOの旨味はそれなりにあります。今回はAlliance Globalの後ろ盾がありますから、もしかするとFILRTよりも旨味があるかもしれません。
繰り返しとなりますが、REITのIPOに興味がある方は13日17時が締め切り期限ですので、忘れずに入金等を済ませておきましょう。