去る8月14日のこと、Apollo Global Capital Inc.の公募増資があったことを覚えている人はいるでしょうか。AC Energyの公募増資を振り返れば値は上がっていますから、Apollo Global Capitalも多少なり値があがっているのか、ちょっと気になって振り返ってみました。
Apollo Global CapitalのFOO(公募増資)は1株あたり0.08ペソという、日本円では考えられないくらい安い価格で募集がかかりました。翌営業日の終値は0.112ペソですから、多少なりの利が乗った形となっています。そこから8月24日の最高値0.143ペソを記録すると右肩に値を下げ10/18は0.095ペソの終値を付けています。何だか実態が掴めない会社なんですけど、やっぱり公募増資は申し込むべきなのかもしれませんね。
PSE EdgeやSECで確認できる範囲での公募増資としてThe KeepersとSynergy Gridがあります。Synergy Gridについてリンクを貼っていないのは、安全な接続が確立できないという、もう現代では考え難いほどの状態でホームページが放置されているからです(汗)
Synergy Gridはもともと鉱業を主たる事業としていましたが、現在は建設業やその他の関連事業に変更しています。ホームページが閲覧できない以上、あまり調べようがありません。
The Keepers Holdingsはセラミックタイルの製造会社として出発しましたが、現在はワインやスピリッツなどの酒類の輸入販売を主たる事業としています。韓国のSojuや日本のサントリーの六銀なんかも取り扱っています。
Synergy Gridの公募増資は10月22日に価格設定、10月26日から11月2日までが募集期間、11月10日に上場です。The Keepersの公募増資は10月28日に価格設定、11月4日から10日までが募集期間、11月19日に上場というスケジュールが組まれています。
実はどちらもそれなりに癖がある会社ですので本格的な投資という意味ではどちらもリスクが高いような気がしています。一方でApollo Global Capital Inc.は得体のしれない会社ということでFOOを見送りましたが、意外にお小遣い稼ぎ位にはなっています。こういう火遊びはすべきではないとは思うんですけど、ちょっと考えちゃいますね(笑)
The Keepers Holdingsくらいならいいかな~なんて考えている自分がいますが、まだ価格の決定まで日数がありますから、この気持ちが冷めることを願っています(笑)