10/19の朝のこと、ABキャピタル証券から次のようなメールが届きました。なんだか人の名前がたくさん書き連ねてありますが、重要なのは上の5行くらいの英文です。さらっと翻訳したものを下に載せておきます。
この度、AB Capital Groupは株式非公開の投資持株会社であるThe Campden Hill Groupの管理運営下に入りました。なおVicsal Investment Inc.は引き続きAB Capital Groupの少数株主及びパートナーとなります。
要するにVicsal Investment Inc.からThe Campden Hill GroupがABキャピタル証券の株式を一部取得(買収か何かは明らかにされていませんし、少数株主として残っているため)したことで運営元が変更になったということですね。いやいやそもそもVicsal Investment Inc.なんて知らないって言う人もいるかもしれませんが、一番有名なところではフィリピンの庶民派スーパーMETROを経営しています。
ABキャピタル証券を傘下に入れたThe Campden Hill GroupはAntonio Jose Periquet氏が主に投資管理のために設立した会社です。同氏はアメリカの超難関大学の1つ、バージニア大学のMBA(Darden School)を取得しています。同氏のことを知るのは、卒業生インタビューを読むのが早いでしょう。Antonio Jose Perquet氏はAyala Ayala CorporationやBPI、DMCI Holdings, Inc.など名だたる上場企業の取締役を務めていたりもします。
今回の運営元の変更で大きな影響はないと思われます。というよりも少し改善される部分が出てくるんじゃないかと期待を込めていたりもします。とは言え今日の今日の出来事ですので、今後の動向に注目したいと思っています。