12日にAC Energyは四半期決算を公開しました。
ざっとディスクロージャーにて公開されている概要を紹介しておきたいと思います。
2021年1~9月期の連結純利益(親会社帰属)が前年同期の35億ペソから43億ペソとなり22%と大幅に増加しました。売上高は2020年の153億円から24%増の189億円となりました。
コロナウイルスによる規制が徐々に解除されるに伴い、工場などの稼働が増えてくる=電力需要も増えると考えられるので、まだまだ売上を伸ばすんじゃないかと思っています。また世界全体規模で脱炭素の流れにあり、今後も再生可能エネルギーなどに資金流入が起きるんじゃないかなと思っているので、AC Energyはまだまだ伸びしろがあるんじゃないかな〜という希望的観測を抱いています。ただ当然のことながらライバル企業も増えますし、一方で別記事でも触れたように天候などに左右される再生可能エネルギーを如何に補うかが大きな課題になってくると思っています。
またアメリカがウイグル地区で精算された太陽光パネル関連製品の一部輸入禁止のニュースがありました(Bloomberg)。もちろんフィリピンには直接的の影響がないとは思われますが、どこかで歩調を合わせるようなことがあるかもしれないので、この動きは注視すべきことだと思っています。
それとAC Energyの社名が変わりACENとなりました。ティッカーに変更はありませんが、個人的にはAC Energyの方が何をやっている会社なのか一目瞭然なので好みでした。社名変更に伴いロゴも変わりました。なんかアヤラっぽく無くなって少し残念な気がするのは僕だけでしょうか…。