ABキャピタル証券より以下のようなIPOに関する案内のメールが届いたかと思います。
Solar Philippines Nueva Ecija Corporation (ソーラーフィリピン・ヌエバエシハ・コーポレーション)という長く、少しややこしい会社が上場します。PSEに申請があった時には0.1ペソの額面でしたが上限の1ペソでの募集となっています。最小申込単位は10,000株から、つまり10,000ペソ(日本円にして22,000円くらい)となっています。申込期限は明日(26日)の17時までとなっており、本日中にABキャピタル証券へ送金すれば間に合う感じになっています。
で、何がややこしいかというと、別の記事でも触れていますが、まだ操業していません。PSEのルール的には再生可能エネルギーを主たる事業とする場合は特例として営業履歴がなくとも上場が可能となっています。何より東南アジア最大の太陽光発電会社であるSolar Philippinesの子会社というのも上場が可能となった大きな要素の1つなのかもしれません。別の記事でも触れているように個人的には上場後の方針が見えないので応募する食指が動きませんが、IPOバブル狙いなら一興かもしれません。
これが親会社の上場なら保有しているACENを利確して乗り換えることを検討するレベルですが、あくまで親会社のプロジェクトの1つを子会社化したものなので、そのプロジェクトが完了した先に何があるか見えないんですよね。
個人的な見解なのでIPOに応募される場合はよくよく調査してくださいね。