オミクロン株の蔓延を受けて営業時間が短縮されていましたが、2月2日から再び営業時間が元通りに戻ります→無期延期になりました。
個人的にはフィリピン市場はまだ短縮営業の方がいいんじゃないかと個人的には思っています。というのも、FOMCにてアメリカが3月にゼロ金利解除する意向を示しました。これによりフィリピン株が日本株のように大きな影響を受けるとは思いませんが、今懸念すべきはロシアのウクライナ侵攻だと思っています。ロシアがアメリカへ求めていたウクライナのNATO新規加入、つまりNATOの拡大をしないようにという提案をアメリカが拒否しています(US holds firm on Ukraine’s right to join Nato in its response to Russian demands, 2022/01閲覧)。
もしロシアが行動に移すとしたら、個人的には雪が解けて移動が困難になる前の2月中になるのではないかとは思っています。さらにロシアがウクライナに侵攻した場合、それを強く非難してロシアを牽制できる力のある国がありません。というのも仮にロシアがウクライナに侵攻した場合はアメリカの抑止を無視したという意味ですから、いかなる経済制裁も最早ロシアには通じないでしょう。
FOMCとロシアの懸念から僕は既にアメリカ株を一旦すべて引き上げました。ちょっと国際情勢の先が読めなさ過ぎます。というかコロナが収まったわけでもないのに誠に人類の愚かなことよ・・・というのが率直な感想です。もっとリソースを割くべきところはたくさんあるでしょうに。
なおフィリピン株は仮にロシアがウクライナに侵攻しても然程変化がないようには思っています。ただ全く影響がゼロではないと思いますので、僕は少なくとも2月中は短縮営業でいいんじゃないかと思っています。
時短営業が無期延期になりました!