日経平均株価指数に採用されている日本の総合商社の双日がユーチェンコ財閥の行うフィリピンの首都・マニラにおけるオフィスビル開発事業に参画するというニュースをリリースしました。ユーチェンコ財閥といえば日本の企業との関係が深いことで知られています。例えば三井住友銀行はHouse of Investmentsが株式の過半数を保有するリサール商業銀行のデジタルバンキングソリューションの構築強化のために株式取得を行っていたりします。
今回双日が参画するプロジェクトはHouse of Investments(ハウス・オブ・インベスティメンツ)が運営しているMAPUA UNIVERSITYの老朽化と移転に伴う再開発事業で、2022年3月から2025年6月までの3年3ヶ月をかけて地上27階・ 地下3階・ 延床面積約83,710平方メートルという大規模なオフィスビルを建設します。
MAPUA UNIVERSITYは1925年に設立され、フィリピンでは工学・IT系の学部では最も有名な大学でフィリピンの大学ランキングでは14位に位置しています。また世界各国の大学の工学部の格付けを行うAcreditteditation Board for Engineering & Techinology Inc.の認定プログラムをフィリピンでは唯一提供しています。
そんな大学の移転による再開発に双日が参画するわけですが、立地を地図で確認するとマカティのまさに中心ですね。
フィリピンは2月10日から特定国からの旅行者を受け入れ再開をします。アフターコロナの、with コロナとして再始動していくフィリピン経済から目が離せませんね!