2月はAREITを少しだけ買ってみました。CREIT (Citicore Energy REIT Corp.)の購入を検討しましたが、フィリピンにおける太陽光発電事業が飽和状態になりつつある気がしないでもないので、ここは今後の経済復興に期待をしてAREITを購入してみました。Ayalaブランドに乗っかった感じですが、ケソン市の開発などメトロマニラでの今後の期待が持てるので、というだけの判断で特に深い意味はありません。
なお軍用地の買い増しを行うのとウクライナ問題があったので購入は本当に少しだけに抑えておきました。
ロシアがウクライナに侵攻するなら雪が解ける前だと予想していましたが、本当に最悪な形で実現してしまいました。問題はこれ以上の過熱しないことを望むばかりですが、時間がかかれば雪が解けて陸軍の進行に時間を要するようになるのでロシアとしては短期で決着したいところです。さらにロシアの建前としてはウクライナ人=同じルーツを持つ民族なので民間人をも巻き添えにする=その建前が崩れるので大規模な戦術を取ることが難しいのが事態を長期化させていると考えています。一方でウクライナに武器の供与など欧米諸国の協力を得ていて、これはロシアとしては侵攻が長引けば傷口が広がっていくだけなのでゲームチェンジャーを使用する可能性も視野に入ってきたわけです。
ウクライナ問題を抜きにしてもアメリカの利上げの影響は徐々に、まさにボディブローのように効いてくるのでアメリカ株は暫く様子見というところでしょうか。正常化プロセスの一環ですから、将来的には再び買うとは思います。
フィリピン株ですがロシアがウクライナに侵攻したニュースを受けて大きく値を下げましたが、恐らく限定的なものだと見ています。既にワクチン接種が住んでいる特定国からの観光客を隔離期間無しで受け入れ再開を始めています。これは経済復興への大きな一歩となると踏んでいます。
日本からの観光客もワクチン接種が済んでいる限りフィリピンでの隔離期間は今のところありません。またフィリピンから日本に帰ってきた場合の隔離期間はワクチン接種が3回済んでいる場合は3/1から無くなりました。やっとこの日が来たかという感じですね。まだ僕の手元には3回目のワクチン接種券は届いていませんが・・・。
ただ世界各国でロシアに対する経済制裁を行っている点が気がかりです。というのも経済制裁は諸刃の剣で経済制裁を行った国にも少なからず影響を及ぼします。特にロシアの天然ガスに依存し、ウクライナとロシアというヨーロッパの穀倉地帯から食料が手に入れられなくなるので庶民の生活に余裕はなくなってきます。すると海外旅行へも行く余裕がなくなってきますから、この影響がどこまでフィリピン経済に影響を与えるのかは注視したいと思います。一方で10日間の訪フィリピンの内訳をみるとアメリカ人が最多ですから、あまり影響もないと言えばないのかもしれません。
3月はロシアがゲームチェンジャーを使用しない限り「底」だと思っています。そのため少しだけ買い増しをして様子を見たいと思っています。