先日、ABキャピタル証券からWebinar (ウェビナー)のお知らせが届いていました。
Robinson Retail Holdings, IncのEarnings Call、つまり投資家向けの収支報告会みたいなものですね。働いている日本人にとって非常に参加しずらいであろう3月4日(金曜日)の日本時間4時半の開催となります。というかフィリピン人でも思いっきり平日ですし、これに参加できる人って限られてるんじゃないかとは思うのですが・・・。
幸いなことに僕は勤め人ですが比較的に休日を自分の思い通りに取れるポジションですし、ちょっと聞きたいこともあったので参加登録をしてみました。
事前に質問が出来るので、僕はミニストップについて質問をしておきました。
日本のミニストップは実質的にフィリピンから撤退したわけですが、それに関連してRobinsonsはミニストップの今後のフィリピン国内での展開をどのように考えているのかが気になるわけです。
日本のミニストップとRobinsons Retail Holdings, Inc. (RRHI)との合弁会社でミニストップを運営していましたが、ミニストップは所有する当該会社の株式をすべてRRHIに譲渡しました。一方でフィリピン国内ではまだミニストップとして経営しているところを見ると元合弁会社が日本のミニストップとフランチャイズ契約していて、それに基づいて経営を行っていると考えるのが順当でしょう。もしこのような契約がない上でミニストップを名乗って営業していたら、それこそ商標だとか色々と問題が出てきますからね。そして本題として、日本のミニストップは経営の最適化と経営資源の集中と効率化の観点からフィリピンから撤退したわけですが、Robinsonsとしてはこの判断をどう見ているんでしょうか?というところです。日本のミニストップの撤退は言い換えればフィリピン国内での商機は薄いと見たわけですから撤退したわけです。それを引き継ぐということはRobinsonsとしては商機があると見ているとも言えるわけです。フィリピン国内にはセブンイレブンやローソンなども展開していますから収支に関係してくるとは思っているのですが・・・。ということで回答があったとしたら事業展開の継続という安泰なものになるとは思いますが、僕なら答えない質問かもしれません(笑)
ちなみにABキャピタル証券が注目する銘柄としていますが、逆に市場は注目していないとも言えるのがPSEi、いわゆるフィリピン株の総合指数の銘柄からRRHIが除外された事実があります。こういうところも突っ込んで聞いてみたいのですが、たぶんこの辺りの質問は他の人がするんじゃないかな~なんて思ってます。
ただし小売り関係はwithコロナ的な風潮にシフトしていますから売上が上向くことを期待できますから、PSEiの構成銘柄への復権という意味では注目するのは面白そうかもしれません。