MREITの配当利回りと外貨での配当の受け取りのススメ。

僕のフィリピン株のポートフォリオにはREITとしてAREITを組み込んでいます。本当はMREITにするかどうか迷って迷った挙句にAREITにしたという経緯があります。そんなMREITですが先日、次期配当金が公表されました。1株あたり0.243ペソですが、今年は1株あたり年間1ペソの配当を予定しているとのことです。

ということで仮に年間1ペソとして現在の価格で利回りを計算すると以下のようになります。

1 / 17.76 x 100 = 5.6% (税抜き利回り)

一方でAREITですが最新の配当金0.47ペソをベースにして利回り計算をすると以下のようになります。

0.47 x 4 / 42 x 100 = 4.47% (税抜き利回り)

ということでMREITの方が利回りはいい計算になります。もちろん利回りだけを見て飛びつくのではなく、ポートフォリオなどを見て投資を判断すべきなのは論ずるまでもありません。しかし利回りで1%の違いは大きいです。

ここでさらに考えたいのは配当はフィリピン・ペソで支払われるという点ですね。4月26日のレートで1ペソ2.45円で3月5日の2.21円と比較すると円安になっています。というか今は円が全通貨に対して弱い状況です。これはアメリカの利上げなどが関係していると同時に、日本の国力への対外的な評価とも取れます。日本は金融緩和を続けていますが、単純な話として金利が低いと企業や個人などがお金を借りやすくなるので、例えば新しく生産機械を買ったり、あるいは個人だと家を買ったりしやすくなるわけです。ここでアメリカのようにインフレを止めようと金利を上げると、企業や個人はお金を借りるのに躊躇します。ということで日本は経済を盛り上げるために金融緩和を続けていますが、実際にそれで景気が上向いているどころか結構ピンチな状況にいます。ここで金利を上げれれば日本経済に甚大なダメージを与えることは目に見えています。したがって日本は金融緩和を辞められない、ドーピングで命を繋いでいる状況だと言えます。一方でアメリカが金融引き締めを行えば円安にならざるを得ません。

単純に分かりやすく極端な例を言えば、金利が0.1%の金融商品と1%の金融商品があったとしたら、誰だって1%の方を選びますよね?ここでアメリカが利上げを行うということは、日本の低い政策金利よりもアメリカの高い政策金利に資金が流れるようになります。日本円を売ってドルで利回りのいい金融商品を買った方がいいということになります。したがってアメリカが利上げを行えば円は売られます。日本は瀕死の経済の余命を少しでも伸ばすために金利を上げられないので円安になってしまいます。また利上げを行えるということは経済回復の象徴とも言えます。これを長年行えていない日本は逆に経済が停滞していると言えるわけです。

ちなみにフィリピンは過去最低の政策金利2%を維持しています。この状況で2%を維持している方が驚きなのですが、それなら円よりもペソを買った方がいいというわけですね。2%の政策金利が維持できているということは、それなりに国内景気は盤石なことを示しているとも言えます。もちろんここにはアメリカの利上げが関係していて、ペソ安ドル高の状態になっています。経済的にも安定していて底堅いアメリカの金融商品の利回りが良くなれば、アメリカの金融商品を買うのは自明です。しかし日本円よりは利回りがいいわけですから、日本円だけの一人負けの状況が続くわけです。さらに輸出する製品がないと来たものですから、利上げを行えない日本経済は今がまさに正念場とも言えるでしょう。

外貨で配当を得ておきたい

ということで先日、友人からどんなリスクを取ってもいいから配当金生活がしたいなんて相談してきたので、だったらアメリカのQYLDってETFにでも突っ込めばいいんじゃない?なんて話をしました。カバードコール、誤解を恐れずに言えば「今僕は将来値上がりするかもしれない現物の株式を持ってるんだけど、契約したときの値段で何か月後かにこの現物の株式をあなたに売る代わりに、その執行日までの間はPremium、いわゆる報酬を払ってね!」という値上がりを期待しつつも、その値上がり分の利益を放棄してPremiumで高配当を目指すという、なんとも挑戦的なETFがあるわけですが、そんな鬼のようなETFを勧めました(僕は買わないです(笑))。利回りが約10%かつ毎月支払われます。つまり1000万円分突っ込んだら100万円が分配金を得ることができます。ただドルで支払われるというのがミソで、日本円からドルでアメリカ株をやるよりかは戦略的に有利にはなると思います。しかも円転すればドル高の利益をそのまま享受できます。多分まだまだ円安は続くと思います。というのも、その円安を解消するのは日銀の為替市場への介入(これは非難されるので現実的とは思えない)、日本の利上げ(日本経済のトドメになりかねない)か、あるいは好景気(金融緩和の現状で景気が低迷しているので現実的ではない)くらいしか手がありません。となると、外貨で配当をもらっておいた方が今後はメリットに成りえると考えられます。それはフィリピン・ペソでも同じでしょう。フィリピンが相当な経済的な失態を犯さない限り円安ペソ高は続くと思います。そうなると日本円で投資するのは為替的にデメリットになりますから、外貨で再投資できるくらい配当を得られる状況を作っておいた方がいいんじゃないかな~と思っています。ということで、僕はフィリピン株に関してはREITを選びました。高配当で言えばPLDTやMeralcoなども考えられますが、やっぱり衣食住のうち住を抑えておきたいと思ってREITを選びました。

ちなみにQYLDのようなアメリカ株の毎月配当型ETFに関して「税金が~」という声も聞こえてきますが、そんなの外国税額控除で多少なり取り戻せばいいですし、配当金を出さないETFを売るときだって売り方を考えないと結構税金はかかりますし、そもそも利確ってすごく難しいんですよ。まだまだ上がるんじゃないかとか欲が滲み出てきますからね。そういう欲に勝てない人は毎月分配型のETFでもいいんじゃないかと思います。さらに言えば10年後を見越して投資してポックリ死んだら元も子もありません。投資に間違いはなく、それぞれ自分の好みに合わせて投資すればいいと思っています。あなたの投資法は間違っているという人の投資法は、その人に合った投資法なだけで、万人に適合する投資法なんてありません。そんな投資法があるなら、みんなそうすればいいんです。だけどそんなのありませんからね。

ということで、なんか良く分からない話になっていますが、MREITの配当利回りが魅力的だったのと、配当金を外貨で受け取っていた方がいいんじゃないかな~という話でした。素人の僕の意見ですから投資は自己判断でお願いします。

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この記事を書いた人
株式投資とか不動産投資とか、あと旅行とか大好物です。これまで58カ国と10ヶ所くらいの微妙な地域を訪れました。英語の勉強もしていますが、なかなか上達しないのに色々な言語に目移りしがち。なぜかフィリピン株中心のブログになってますが、基本的には僕のしがない日記です。
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