PSEiを構成する銘柄はしばしば見直しをされていますが、今回はSemirara Mining and Power Corp. (SCC)が加わりSecurity Bank Corp. (SECB)が抜けることになりました。セミララはロシアのウクライナ侵攻をうけて今年に入って80%以上も値上がりし、取引が盛んになっていますから妥当かな〜と思いつつも、それが続くのかな〜という疑問もあります。
PSEi以外の指数の構成銘柄も変更があり、金融指数にはRizal Commercial Banking Corp. (RCB)、鉱業石油指数にはBenguet Corp. (BC)が加わりました。不動産指数には8990 Holdings Inc. (HOUSE)とDDMP REIT Inc. (DDMPR)が加わりました。個人的にはDDMPRが不動産指数に入ったのなら次の見直しにはMREIT, inc. (MREIT)が加わるんじゃないかなとは思っています。産業指数にはPhinma Corp. (PHN)とShakey’s Pizza Asia Ventures Inc.と(PIZZA) and Synergy Grid & Development Phils, Inc. (SGP)が加わりました。
Semirara Mining and Power Corp. (SCC)はPSEiの構成銘柄となった代わりにPSE MidCap指数から除外されます。またCebu Air Inc.(CEB)、DoubleDragon Corp. (DD)、Filinvest Land Inc. (FLI)も同じく除外されます。それらの代わりにAyalaLand Logistics Holdings Corp. (ALLHC)、DDMP REIT Inc. (DDMPR)、Security Bank Corp. (SECB)、Union Bank of the Philippines (UBP)がPSE MidCap指数に採用される予定です。
PSE DivY指数にはDDMP REIT Inc. (DDMPR)、Filinvest REIT Corp. (FILRT)、MREIT, inc. (MREIT)、RL Commercial REIT Inc. (RCR)が加わり、Robinsons Land Corp. (RLC)、Robinsons Retail Holdings Inc. (RRHI)、Security Bank Corp. (SECB)、Universal Robina Corp. (URC)が除外されます。
Robinsons系とSecurity Bankには少し厳しい結果な雰囲気がありますね。特にSecurity BankはPSE MidCap指数、PSE DivY指数、PSEiという3つの指数の構成銘柄から外れることになります。
それぞれの構成銘柄の詳細はPSE (PDF)で確認してみてください。