早くも2022年が終わりを迎えます。今年一年を振り返れば、ロシアによるウクライナ侵攻が全てと言って過言ではないように思います。歴史にwhat ifなんて語るのは野暮なものですが、ロシアがウクライナに侵攻しなくても、どこかでギスギスした状態にはなったのではないかと思います。ウクライナ侵攻に伴う燃料費などの高騰。僕はロシアに行ったことがあるだけロシアを絶対悪と見れないところがあります。そこに住んでいるのは同じ人間で、その人たちの命もまた散っていくわけです。政治家一人の命のために多くの若者の命が散っていく。命は平等ではないというのをまざまざと感じた一年でもありました。それと思うのが、この一年で地味にアメリカの立ち回りはとても上手いとは思いました。アメリカは石油産出国で世界第一位です。中東ではないのは技術で精製できる能力に差があるからですね。だから燃料が高騰して儲かるのはアメリカなわけです。ウクライナに武器を提供してロシアを安全圏から弱体化を図れます。日本も防衛力強化で武器が売れますから、なかなかしたたかですね。そんなこんなな国際状況のお陰様でフィリピン株も漏れなく影響を受けましたから、今年のパフォーマンスは決していいものとは言えません。いいとは言えませんが収益的にはプラスに落ち着いているので好としたいと思います。
日本はまさに振り回された一年と言ってもいいような気がします。所得倍増計画の原資にと金融課税強化を発表して岸田ショックなんて呼ばれるものが起きました。しかし蓋を開ければ所得倍増計画がいつのまにか資産所得倍増計画に変更。アメリカの利上げによって金利差が大きくなり円安が進行。日銀はドヤ顔で為替介入を行いました。そんでもって突如として防衛費のための増税を発表。それに引き続いて日銀が突然に金融緩和政策の方向転換。なんのための為替介入だったん?なんで今のタイミングで金融緩和政策の転換を発表したのかなど一つも説明されません。また防衛費の増税も一兆円という数字だけが一人歩きして、その数字が何によって導き出されたのか全く不明です。年末にかけての怒涛の動きは日本の迷走を現しているのかもしれません。そして日本の明るい未来が見えなくなった年でもあるような気がします。
私事では僕の名前での学術書の出版ができました。また海外でのプロジェクトが順調に進んでおり、来年中には一つの形にしたいと思っています。虎の子の作戦は出版などが重なりフィリピンに赴くことができなかったので来年に伸ばしました。興味深い結果は来年中にはお知らせできるかと思います。
あと何故かフィリピン人の友人が結婚相手をめちゃくちゃ紹介してくれます。下は10代、上は30代、職業は大学生から銀行のマネージャーまで多種多様な感じですが、どうなんでしょうね。自分で言うのもあれですが、あらゆる地域に適応する能力だけは非常に長けていると思っているので、国際結婚してもなんかどうにかなるんじゃないかなって思います。でもまだまだやりたいことが多すぎる!!
ということで唐突ですがこれくらいで。
皆様良いお年をお迎えください。
Zumiさま、皆様、あけましておめでとうございます。
2021年12月に、Zumiさまの記事を頼りに口座開設に成功した者です。その節はありがとうございました。
私の保有しているフィリピン株は、株価を上下しくすぶってはいるものの、おかげさまで少額ながら配当収入が得られるようになりました。
ただ、得た配当がどこに入金されてるのかな、とイマイチAB Capital での配当受取の方法がわからないまま、2022年を終えてしまいました。
Cash Dividend date に受け取った配当は、自動的にBuying Powerに加算されているのでしょうか。メールで計算書が来た後に、別途配当受取手続が必要なのでしょうか。ご教示いただけると嬉しいです。
「株は生き物。株価は日々変化する。大切なことは株価の上下に一喜一憂しないこと。保有している株から定期的に配当を受け取り、自身の収入源を増やし、給与(単一)収入のみに依存する生活から卒業する事」
株一年生(日本含め他国の株は保有してません)の私が、大きな事故無く2022年に学んだ事です。
Zumiさまのブログに出会えたおかげで、大きな気づきを得ました。あらためてお礼申し上げます。長文で失礼しました。
あけましておめでとうございます。僕のような者がお役に立てて良かったです。
配当ですが買付余力に自動的に加算されます。ABキャピタル証券のTRADE VIEWでは売買だけではなく配当の入金記録などが確認できますので一度目を通してみてください。
僕は株式投資は撤退しなければ良いと思っています。一方で撤退するかしないかの判断ができるのは投資を余剰資金で行っている場合に限るというのも事実だと思います。
無理して生活費のほとんどを投資する、いわゆる投資貧乏の場合は、いざと言う時には評価損であっても売却しなければならないという選択を迫られることがあります。
余剰資金であれば、しばしば買い増しを行って取得平均を下げたり、あるいは売買を敢えて行わず株価が上がるのを待つという時間を武器にできるわけですから無理に撤退を強いられることもありません。
また少額で大きく勝とうとするのも、やっぱり僕は失敗すると思っています。種銭100円で10万円稼ぐのと種銭100万円で10万円を稼ぐのとは難易度が段違いです。
太平洋に砂利を一粒投げても返ってくる飛沫は小さい上に投げた砂利を見つけるのも困難です。
一方で1トンくらいの石を投げれば飛沫は大きくなりますし、石を見つけることも砂利に比べれば簡単です。
なんだか御託を並べてしまいましたが、投資する目的は人生を楽しむためにあるのですから、投資という手段も僕は楽しくあるべきだと思っています。
今年一年も頑張って生き抜きましょう!