セブに住む友人に荷物を送るのに、いつもはEMSを使用しています。しかしセブに限らないことですが、マニラやマカティなど一部の地域を除いて明確な住所がないためほぼ郵便局留めになります。
今回は郵便局留めではなく自宅(住所がストリートまでの友人)まで届け、さらに関税など元払いにしたかったのでFedExを使用しました。
今回はセブまで25kgの荷物をFedExで送った結果として関税1,191円+送料38,895円で合計40,086円かかりました。
少し前に北欧家具を輸入する仕事をしていましたが、40フィートのコンテナをデンマークやフィンランドから輸入して、バンニングやデバン、ドレージなどコミコミで、この価格の数倍くらいです。やっぱり日数に余裕があればコンテナでの輸出入は格違いに安いですから、次はコンテナで何かフィリピンに向けて輸出してみたいと思います。
内容によって関税が変化するため純粋に送料だけの比較になりますが、フィリピンまで25kgの荷物をEMSで送った場合の送料は22,500円です。
FedExはEMSより2倍くらい高いですね。
EMSより割高なFedExを使用した理由は以下の4つのメリットがあるからです。。
25kgのダンボールを無料でもらえるというか、用意されている専用のダンボールを使うと多少は送料が安くなります。
EMSの場合は前述のように基本的に一部地域を除いて郵便局留めになり、受取人が手数料を払う場合があります。
それとFedExやDHLはEMSなどと比べても異常に早いです。
ただし今回は10日くらい掛かりました。
FedExから荷物の配達状況のメールが届きますが「配達予定日: 保留」になり「物品は規制当局による審査を受ける必要があります」となった時は正直「マジか〜」となりましたが、5日くらい保留になった末に無事に配達されました。
FedExの電話はあいも変わらず繋がりにくかったですが、対応も素晴らしく、紳士的に対応してくれました。
最後にFedExを使う一番のメリットは関税の発払いが可能な点です。
EMSでは関税の発払いはできません (UGXでは可能ですが基本はビジネス利用が前提となっています)。
国際宅急便は後日精算ができますが法人契約が必要です。
今回は1,000円強の関税でしたが、品目によって個人輸入であっても高額な関税がかかる場合があります。
フィリピン人にとっては500ペソでも高額な場合がありますから関税の元払いが出来るに越したことはありません。
もしフィリピン人に関税を負担させたくない場合は、現状のところFedExが最善かもしれません。