Monde Nissin (モンデニッシン)のIPOに申し込まなかった2つの理由

投資家を魅了したMonde Nissinですが、IPO価格を割り込む価格となっていますね。

今回は好き嫌いではなく少し違った目線でIPOに応募しなかった理由を2つほどを述べてみたいと思います。

Stabilization Agentの存在が大きい

まず価格が大きく上振れすることもなく、また下振れしないのはUBS AG SingaporeがStabilization Agent、いわゆる株価安定操作機関として単独指名されていることです。UBS AGは述べるまでもなくスイス最大の銀行かつ、運用資産に於いては世界最大です。この株価安定操作機関が上場から一ヶ月の間、株価の操作を続けるわけです。この一事を取っても日本のようにIPOでボロ儲けは出来ないんじゃないかな〜なんて思っていました。逆に言えば、一ヶ月後に大きく動く可能性があるわけで、そこで見極める必要があると思っています。

ちなみに「それって株価の操作じゃん!」と思われるかもしれませんが日本でも市場の安定性のために度々行われています。日本の場合は安定操作届出書を提出することになっています。

Philstocksの見解から見て旨味が少ない気がする

PhilstocksはMonde Nissinの上場に関して、顧客に次のような案内をしています。

For investors, we recommend to SUBSCRIBE to MONDE as it belongs to the consumer sector which is seen to be resilient amid the COVID-19 pandemic. Limit your position however as historical data shows that the share price of the top five biggest IPOs in the Philippines declined by an average of 1.19% on debut.

IPO Report by Philstocks

ざっと翻訳すれば「コロナウイルスの影響を受けないと思われる消費者部門に属するモンデニッシンのIPOに申し込むことをお勧めします。ただし過去のデータによるとフィリピンの大型IPO上位5社の株価は上場後に平均1.19%下落しているためポジションを限定してください」と述べています。

それに加えて次のようなことも言ってます。

The top five stocks gave only a 0.07% gain on average after a week of being listed in the market. Meanwhile, after a year, their share price declined by an average of 10.71%. Note however that this figure was dragged by the plunge of CEB and CHP’s price. Two out of the five companies, CNVRG and RRHI, posted an average gain of 12.90% after a year in the market. Both are offering essential goods and services.

IPO Report by Philstocks

これまたざっと翻訳すると「IPO規模の上位5銘柄は上場後1週間で平均0.07%の上昇に留まりました。一方で1年後の株価は平均で10.71%下落しました。ただしこの数字はCEBとCHPの株価急落に引きずられたものです。5社のうちCNVRGとRRHIの2社は市場に出てから1年後に平均12.90%の上昇を記録しました」と述べています。

そもそもCNVRGは2021年10月27日に上場したので1年も経っていないような…などツッコミどころがありますが、確かにCEBとCHPの急落は耐え難いものかもしれません。ただSMのIPO価格が250ペソだったのに対して今や1000ペソ近いですから、バイ・アンド・ホールドに夢があるのかもしれません。

気になる配当などに関してPhilstocksは次のように述べています。

On March 12, 2021, Monde Nissin’s Board resolved to adopt and maintain an annual dividend payment ratio of 60% of the preceding fiscal year’s net income, subject to the requirements of applicable laws and regulations. Meanwhile, there is no guarantee that the company will pay any dividends in the future.

IPO Report by Philstocks

モンデニッシンとしては配当性向は60%を保つようにしますよと言っていますが、本当に会社が配当金を出すかは保証されていないというわけです。

Philstocksはモンデニッシンの今後の株価についてどう見ているかというと、16.40%ほど上昇して15.70ペソになると述べています。

We see a potential upside of 16.40% to P15.70.

IPO Report by Philstocks

6月3日の終値が13.10ペソですから、もしPhilstocksの目論見通りに行けばあるいは…とも考えてしまいますね。ただ冒頭にも述べたようにUBS AGが安定操作を1ヶ月間行うわけですから参入するなら1ヶ月後で良いんじゃないかな〜と思っています。

個人的に今一番気になっているのはPSEiへの組み入れられるか否かですね。

そのポテンシャルは十分にあると思いますが、どうなることやら。

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この記事を書いた人
株式投資とか不動産投資とか、あと旅行とか大好物です。これまで58カ国と10ヶ所くらいの微妙な地域を訪れました。英語の勉強もしていますが、なかなか上達しないのに色々な言語に目移りしがち。なぜかフィリピン株中心のブログになってますが、基本的には僕のしがない日記です。
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