Lucky Me! Pancit Cantonを食す。

Pancit Canton

史上最大のIPOとなったMonde NissinのフラグシップブランドのLucky Me!のPancit Canton(パンシットカントン)が手に入ったので、久しぶりに食べてみました。投資するからには扱っている商品を試してみるのも大切ですからね。

ところが問題はコロナウイルスの蔓延に伴いLucky Me!のパンシットカントンが日本国内では入手困難となっている点です。僕の場合は幸いなことに友人より譲ってもらえましたが、近くのフィリピン食材を扱いお店では輸入の目処が立っていないという状況でした。

なお日本国内で手に入るパンシットカントンはMade for exportと銘打っているように、輸出用に調整されたものなのでフィリピン国内のパンシットカントンとは若干異なっています。顕著な違いは麺の太さなのですが原材料も若干異なっています。例えば日本の醤油は発酵食品ですのでアルコールが含まれています。したがって、そのまま無加工で輸出できない国があります。その国の状況に合わせて作るのは設備投資的な問題がありますから、輸出向けには全てノンアルコールに調整していたりします。そのためLucky Me!のパンシットカントンも輸出向けに調整されています。

比較用にフィリピン国内版と輸出向け版とが準備できれば良いのですが、またの機会にしたいと思います。

パンシットカントンとは何ぞや

そもそもパンシットカントンとは何ぞやなというところから始めましょう。

まずパンシットカントンは2つの単語から出来てます。パンシットとは麺類、あるいは麺を使った料理のことを指します。さらに言えばパンシットという言葉そのものはタガログ語でもビサヤ語でも、あるいはスペイン語などでもなく福建語の扁食に由来します。そしてカントンは中国の広東のことです。つまり日本語に訳せば「広東麺」ということになりますね。

英語でChow meinと書かれていますが漢字では「炒麺」と書きます。早い話が日本語で言う「焼きそば」のことですね。インドでもブラジルでもChow meinで通じますから、こう考えると中国の影響力は凄まじいものがありますね。

結論を言えば、パンシットカントンとは「フィリピン風焼きそば」と翻訳できるでしょう。

早速ですが調理

ということで、早速ですが調理を始めましょう。作り方はとっても簡単、たったの3ステップです。説明をざっとですが翻訳してみます。

  • 麺を3分間、2カップの水で茹でてください。
  • その間にシーズニング、醤油、オイルをお皿の上で混ぜてペーストを作ってください。
  • 麺を湯切りして、準備しておいたソースと良く混ぜてください。

麺の見た目はこんな感じです。

見た目は普通のインスタントヌードルと変わりはありません。

日本のインスタントヌードルと比べると麺の太さに若干ですがバラつきがあるような気がしますね。

調味料は3種類で、シーズニング、醤油、オイルです。

オイルが白くなっているのは気温のせいです。

説明書通りに2カップの水で茹でると足りない気がしますね(笑)

絵面がとても悪いですが、説明書通りに調味料をお皿の上で混ぜます。

ちなみにフィリピン人の友人に聞きましたが、このような作り方をせず、直接シーズニングとオイルなどを麺に絡ませるそうです。

普通なら僕もそうします。

麺の湯切りをして調味料と混ぜて完成です。

・・・いい意味でも悪い意味でも、とてもアジアな感じがしますね。

なおフィリピンではおやつに食べたり、あるいは足りないので2パックを食べるそうです。

栄養成分

カロリー270kcal
総脂肪量12g
 飽和脂肪酸6g
 トランス脂肪酸0g
コレステロール0mg
ナトリウム800mg
総炭水化物量35g
 食物繊維2g
 糖分2g
タンパク質7g
Lucky Me! Pancit Canton Nutrition Factsより

商品を通して見る投資

フィリピン史上最大のIPOとなり、また世界中の投資家が注目したモンデニッシン。そのフラグシップブランドのLucky Me!のPancit Cantonは日本のインスタント焼きそばと比較するのは酷なのかもしれませんが、(僕のような変わり者を除けば)日本人の舌を満足させるものではないでしょう。輸入する分だけ日本で買うパンシットカントンは高くつくのは当然だと思います。フィリピン国内では日本みたいな値段では売っていませんから「なるほどね」というところで落ち着くのかもしれません。

事実を述べればLicky Me!のPancit CantonがZest-oや日本企業が送り出すYakisobaを抜いてフィリピンで国内販売数1位という地位を得ています。フィリピン国内に於いてマクドナルドがJollibeeに勝てないように、日本の製品と言えどモンデニッシンには勝てないのです。

モンデニッシンは米国で代替肉事業を拡大させる方針ですが、果たしてそれがどのようなクオリティになるのか、そしてそれがどのように受用されていくのかがとても気になります。

個人的に日本株よりもフィリピン株は夢があるような気がしています。何より日本人の給料体系でフィリピン株に投資することは日本株や米国株以上に現物でのスケールメリットが活かせます。株式投資は如何にスケールメリットが活かせるかが重要ですから、その観点から言えばフィリピン株は日本人にとってのメリットは絶大だと思っています。それと同時にフィリピン株は過大評価され過ぎな部分があるとは思っています。

僕はLucky Me!のPancit Canton(特にチリマンジー味)が好きですからモンデニッシンを応援したいとは思いますが、実際の商品を通して、そのクオリティが自分が投資したいと思う基準に達しているのか検討することはファンダメンタル分析やテクニカル分析と同じくらいに重要な観点だと思っています。

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この記事を書いた人
株式投資とか不動産投資とか、あと旅行とか大好物です。これまで58カ国と10ヶ所くらいの微妙な地域を訪れました。英語の勉強もしていますが、なかなか上達しないのに色々な言語に目移りしがち。なぜかフィリピン株中心のブログになってますが、基本的には僕のしがない日記です。
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