このところジョリビーの話しかしていない気がしないでもないのですが、アフターコロナを見据えたジョリビーの動きは本当に目を見張るものがあります。
6/28のプレスリリースによると、バランスシートの強化と事業の成長のために9月に最大で120億ペソ、日本円にして240億円の優先株式を発行する計画があるということです。これはジョリビーの初の試みであるとともに、フィリピンの飲食業界でも初となります。
優先株式を発行するということは、ジョリビーは普通株式の保有者よりも優先株式を所有する株主に配当などを優先的に支払うということになります。そうすると懸念されるのが普通株式の保有者の配当金の減額などです。
この懸念は流石にジョリビー、良く分かっています。ジョリビーは優先株式を発行したとしても、純利益の33%を現金で配当するというグループの普通株式に対する現金配当方針に変更はないと述べています。
ジョリビーの株をチマチマと拾っていますが、とてもいい成績が出ています。
これはもしかしたら上場来高値の更新を目指せるかもしれませんね!
またジョリビーは今回、はじめて取締役に外国人と女性を選出し、多様性の向上を目指しています。
フィリピンは女性進出やLGBTなどに対する態度は日本よりも進んでいる面がありつつも、なんだかんだ経済の場面では保守的な部分も往々にして残しています。その保守的な態度に対する挑戦とも言えるジョリビーの決断は興味深いものがあります。
9月までに発行されるということなので、AC Energyのときの失敗を繰り返さないように先に入金して準備しておきたいと思います。