Pinky’s GoodiesはPinky Javelosa-Añonuevo氏が母親から受け継いだバタースコッチのレシピを下に生まれました。Pinky’s Goodiesはフィリピン各地だけにとどまらず、アメリカやカナダにも店舗を構えるまでに成長しています。バタースコッチだけでここまで大きくなれるってすごいことだと思いませんか?
バタースコッチって聞いて「あ〜あれね!」ってなる人ってそんなに多くないと思います。バタースコッチは三温糖とバターを材料とするお菓子の一種類です。バリエーションが多くて何とも定義し難いのですが、ソフトキャンディーや少し柔らかめのキャラメルのような食感の甘いお菓子と覚えておけば当たらずとも遠からずと言えるかもしれません。
日本だと完熟の黄色いマンゴーが一番ポピュラーだと思いますが、タイでも未熟のマンゴーを砂糖と唐辛子で一緒に食べたりするように、アジア圏では完熟マンゴーよりもグリーンマンゴーの方が良く食べられています。僕もラオスに居た時は庭に生えていたグリーンマンゴーを採って食べたりしてました。りんごのような食感に微妙な酸味が意外に病みつきになるのが未熟のグリーンマンゴーの特徴ですが、そのバタースコッチって想像ができません。ということで恐る恐る開封して食べてみました。
バタースコッチの、あの独特なキャラメルのようでいながら柔らかくもあり固くもある食感はさほど強くなく、グリーンマンゴーも一生懸命に探せば「あ!今のグリーンマンゴーかも!」と思えるくらいの酸味です。グリーンマンゴーと言われなければ分からないかもしれません。グリーンマンゴーを食べたことがない人からすれば、少し南国の雰囲気のするバタースコッチという印象をもたれるかもしれません。
生地が美味しいのが意外でした。アジアのお菓子にあるボソボソとした、口の中の水分が全て失われてしまうようなドライな感じではなく、日本人が好みなしっとり系の生地です。
Pinky’s Goodiesは様々なフレーバーのバタースコッチを展開していますが、グリーンマンゴーという奇を衒った感じ方がお土産としてウケるかもしれません。
この手のお菓子には珍しい個別梱包なので職場で配るような使い方ができます。海外旅行の定番のお土産チョコレートよりは個人的にオススメです。
なお日本では買える場所を見つけることができませんでした。まだまだ気軽にフィリピンに遊びにいける状況ではありませんが、いつか再び遊びに行ける日のお土産の候補としていいかもしれません。