フィリピン株式市場は6,605ペソのプラス圏で始まりましたが徐々に値を下げ6,547.27ペソで引け、前日比-37.94、-0.58%という結果になりました。隔離政策が再び強化されたにしては意外に底強い印象を持っています。
AC Energyですが上半期の業績の影響を受けたのか再び大きく戻しました。8.50ペソで始まり、安値8.43ペソ、高値8.74ペソで、そのまま引けました。前日比+0.26ペソ、+3.07%と連日大きく回復しました。とは言うもののAC Energyの評価損益は-1,093.05ペソ、-2.41%でまだまだマイナスです。しかし意外に戻しそうで自分でも少し驚いています。いや戻してくれる、そしてプラスになってくれるのが好ましいんですけども、なんと言うか…自分の中に戻されることに抵抗している自分がいます(笑)
なんだか少し期待をもたせるグラフになってきましたね。ただ業績が良かったというのがポジティブな要因であってテクニカル的に戻ったとは言えないんじゃないかと思っています。どんだけテクニカル分析を否定したいんだって感じですけども(笑)
PSE Edgeに公開されたディスクロージャーによると、AC Energyの上半期の連結純利益が前年の26億ペソから5%増の27億ペソとなり、連結売上高は35%増の134億円となりました。電力出力は16%増の2,224ギガワットとなり、再生可能エネルギーによる発電量は総出力の52%を占めています。また現在1000メガワット以上の発電所の建設を進めており、その半数以上が今後6〜12ヶ月以内に稼働する予定です。今後電力需要が低迷することは考えがたいので、建設中のものが稼働すれば今後さらに利益を増やすことが期待されます。
AC Energyの明日の値動きに注目したいと思います。もしかすると買値を超えるかもしれませんからね。