フィリピン株式市場は上下の激しい一日となり、また値下げ幅も大きくなりました。一旦プラス圏まで値を伸ばすと急激に値を落として6,519ペソまで下落しました。しかし徐々に値を伸ばし始値に戻るかと思いきや、引けに一気に値を落とし、終値6,320.19ペソ、前日比-236.38、-3.61%となりました。外出規制などが発表されてから値を上げてきたフィリピン株でしたが、ここに来て下げてきた印象です。
個人的にはあまり芳しくない四半期レポートが発表されたMonde Nissinの下げがきつく、僕のポートフォリオ上では10%ほど値を落としました。IPO価格よりも安く買えているので評価益を保ててはいるものの、期待していただけ落胆も大きいです。また少し強めに買い増しただけあって、見誤ってしまったな〜感は否めません。ただ個人的にはMonde Nissinは今後も買い増しを検討しています。様子を見てぼちぼちと買いを入れていこうと思います。
AC Energyはフィリピン株全体の下げに反して大きく反発しました。8.82ペソで始まると、8.65ペソまで値を下げました。この辺りで推移するかと思われましたが引け間近に急反発し、高値の9.40ペソで引けました。前日比+0.58ペソ、+6.58%となり、実験を初めてからの最高値となりました。
AC Energyの評価損益は再びプラ転し、+2,242.83、+4.95%と大幅に回復することになりました。
今日でカレンダー上で1ヶ月経ちました。月足の結果として+4.95%となったと言えるでしょう。ただしそれがテクニカル分析によるものなのか断定することは難しいと思っています。まずAC EnergyはPSEiの構成銘柄に選ばれたというニュースが大きいです。実際、それが決定する前はテクニカル分析的に買いの指標が出ていたにも関わらず値を下げ続けていましたし、構成銘柄に入るというニュースがあってから値を上に伸ばすように推移しています。n=1のデータでテクニカル分析の有効性の有無を語るのは尚早なのかもしれませんが、あまり参考にすべきものではないように思います。
一応、区切りがいい30営業日くらいまで推移を公開していきたいと思います。